地域情報アドバイザー2020
浅見 良雄(あさみ よしお)

自治体向けメッセージ

1 万人以下の小規模自治体における、情報システム調達や情報セキュリティ、個人情報保護対策、業務改善・標準化が専門分野となります。 小規模自治体の多くは生産年齢人口の減少と少子化が進み、財政的に厳しいなか、地域情報化の推進に取り組んでいることと思います。 地方財政、地方創生業務の経験から、過疎地域など町村において効率的な情報システムのあり方や地域活性化、少子化対策など、皆様と一緒に取り組んでまいります。

地域情報化の専門分野・技術

・国の情報セキュリティ、番号制度等について、制度や運用において、小規模自治体(町村等)が対応できるよう制度設計等に参画。 ・2011年小鹿野町から埼玉県町村情報システム共同化事業を提案し、2013 年から 18町村による住民情報系システムの自治体クラウド運用開始。

活動拠点

東京都 埼玉県など関東地方を中心に活動

これまでに関与した地域情報化に関するプロジェクト

◎ 埼玉県町村会関係 埼玉県町村会は、総務省、LASDEC、J-LIS と連携のもと、2011 年から自治体クラウドによるシステム共同化の研究会を創設し、その座長として協議検討を実施した。 その後、18町村が参加した人口約 35万人規模のクラウドシステムが 2013 年から稼働。 ◎ 小鹿野町関係 ① 旧小鹿野町、両神村は 2005 年に町村合併した。その際、合併協議会職員(併任)として、両町村の事務事業の統合を調整したほか、全情報システムの統合や行政と教育、住民サービスを一体運用する地域イントラの整備を実施。 ② 小鹿野町の大部分は山間地であり、民間事業者による情報インフラの整備が遅れていたが、高速光インターネット網を民間事業者の協力により、町内の一部を除くほぼ全域でのサービスを 2010 年に開始した。また、携帯電話の利用不能地区について、国の財政措置等のもと 2005年から移動通信用鉄塔(携帯電話鉄塔)整備に取組み 10 基の建設を担当し、携帯不感地域解消を図った。その他、山間地の地上デジタル放送難視聴対策を実施。 ③ 大手民間シンクタンクの AI研究会に参加し、2018年小鹿野町において実証実験実施。 ④ 複数の民間金融機関と 2018 年に包括連携協定を締結するなどにより、町内事業所のICT利活用促進、ICT企業への業態転換、サテライトオフィス誘致を検討。 ⑤ 移住者による情報発信事業を 2018年から開始。

所属・役職

小鹿野町 総務課兼まちづくり推進室 行政専門員

略歴

出身地並びに現住所:埼玉県秩父郡小鹿野町 1980年~ 小鹿野町役場勤務 2000年~2013年 情報政策担当(企画調整担当等兼務) 2008年 総務省:電子自治体の推進に関する懇談会セキュリティワーキンググループ委員 2011年 内閣官房:情報連携基盤技術ユーザサブワークンググループ構成員 2012年 総務省:災害に強い電子自治体に関する研究会構成員 2013年~2014年 地方公共団体情報システム機構:調達委員会委員(番号制度関係) 2014年 戸籍・住民基本台帳担当、番号制度担当 2015年 住民課長(戸籍・住基・番号制度、子育て支援、環境政策等担当) 2016年~2018年 総合政策課長(財政・企画調整・地方創生・情報政策・契約担当) 2019年 総務課兼まちづくり推進室行政専門員
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