地域情報アドバイザー2020
葛西 純(かさい じゅん)

自治体向けメッセージ

地方都市は豊かな資源がある一方で、人口密度が薄くエリアが広大なため、二次交通のコストの高さと利便性の悪さが課題です。また、内閣府の今年の調査によれば、日本の人口が 2008 年をピークに減少する一方で、東京圏以外の地方の若者人口が過去 15 年間で 3 割も減少しており、地方消滅の危機が提唱されています。各地方では、「I ターン」「U ターン」「J ターン」施策や移住施策等にご尽力されていることと推察します。 この現状に対して、私が注目するのは、安心安全・歴史・文化・食・自然の体験を求めて世界中から遠路はるばる来日し、ゴールデンルートでなく地方へ訪問するインバウンド観光客です。ここに、地方の課題解決のチャンスがあると思います。今後も、新たな価値観を持って地域課題解決に臨み、その土地ならではの地方創生に向けてご支援できればと思います。

地域情報化の専門分野・技術

専門分野は、地方都市における IoT 技術を活用した地域活性化・観光促進。専門技術は、IoT 通信技術、センサーネットワーク技術、高精度位置測位技術、音声認識技術、画像認識技術、ビックデータ・AI 解析 等。

活動拠点

東北地方(青森県)を中心に活動中。 特に最近は、東北・北海道の広域エリアで、地域情報化に携わってきた。

これまでに関与した地域情報化に関するプロジェクト

情報発信システム・地域ポータルサイト 2008年 青森市地域 ICT 利活用モデル構築事業 2009年 青森県ユビキタス情報提供モデルシステム展開・整備活用事業八戸地域 ICT 利活用モデル構築事業 2018 年 あおもり ICT 利活用推進プラン検討委員会 2018 年 青函活性化ファンドプロジェクト (地域密着型シェアリングエコノミー基盤、多言語課題解決基盤の構築 移動体通信システム 2011年 国立大学法人岩手大学と共同研究 地方独立行政法人青森県産業技術センターと共同研究 2012年 第 9 回リエゾン-I 研究開発事業化育成資金 JST 復興促進プログラム(マッチング促進)可能性試験事業 2017 年 準天頂衛星みちびき、LPWA 等新技術を活用した IOT 端末の研究開発 ICT を活用した二次交通 2012年 弘前市スマートシティ PR 共同研究事業 2017 年 鳥取県観光モビリティ研究会 参画 2017 年 鳥取県のジオコムス実証実験プロジェクト 参画http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/0/EBBEA6BCD87FBE76492581860004811F?OpenDocument 2018 年 青函活性化プロジェクト(Smart Access Vehicle による二次交通課題解決) 2018 年 サイクルツーリズム促進プロジェクト。大会運営支援システムの研究開発

所属・役職

株式会社フォルテ代表取締役青森県情報化アドバイザー

略歴

1983 年 4 月 東日本電信電話公社 入社 2011 年 3 月 有限会社 forte 取締役社長 就任 2012 年 6 月 総務省地域情報化アドバイザー・ICT 地域マネージャー委嘱 2014 年 4 月 青森市地域温暖化対策地域協議会 委員委嘱 2014 年 4 月 弘前市弘前型スマートシティ懇談会 委員委嘱 2016 年 1 月 株式会社フォルテ代表取締役社長 就任 2016 年 3 月 国立大学法人弘前大学 非常勤講師 委嘱 2016 年 6 月 とうほく自動車産業集積連携会議 常任幹事 2018 年 5 月 青森県自動車関連産業振興協議会 副会長 2018 年 5 月 あおもり ICT 利活用推進プラン検討委員会 副委員長

関連URL

http://www.forte-inc.jp https://www.facebook.com/jun.key9
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