これまでに関与した地域情報化に関するプロジェクト
平成 25 年度には、福井県勝山市のご協力を頂いて、救急車搭載型生体モニターの 12 誘導心電図をクラウドで福井大学医学部付属病院に伝送するシステムを全国に先駆けて長期実証試験を開始しました。
平成 26、27 年度福井県 12 誘導心電図伝送実証事業にて、福井県の 5 病院12 救急隊でクラウド救急医療連携システムを行いました。期間中に 11 名の方に本システムを適用することができました。
平成 29 年からは、総務省 SCOPE と石川県 MC 協議会のご支援を受けて石川県南加賀地区の小松市民病院、やわたメディカルセンター、加賀市医療センターと小松市消防本部、加賀市消防本部 8 救急隊と勝山市消防本部と福井大学病院の福井県嶺北地方とで県境を越えた仮想医療圏をクラウド上に構築しました。これにより参加地域をシェアリングエリアとして、病院と救急の救急資源を有効に活用する広域救急医療連携を行っています。
これまでの運用で 16 名の急性心筋梗塞疑いの事案に対応することができました。