地域情報アドバイザー2020
渡邊 智之(わたなべ ともゆき)

自治体向けメッセージ

一番遅れていると言われる一次産業の現場での情報化支援を10年以上経験致しました。従ってどんな状況や課題でも真摯に取組み、少しでも改善できるよう根気よく挑みます。地域ならではの事情など型にはまらない事が多いと十分に理解していますので一緒に改善策を見出しましょう!

地域情報化の専門分野・技術

情報システム部門が存在しない組織が大部分を占める一次産業分野におけるITをツールとした課題解決、顧客の真のニーズ・ウォンツの抽出からワークスタイル提案、データ分析までの一貫した経営の意思決定支援をする。 アイデアソン(アイデア創出のワークショップ)のファシリテータ 自治体等でのCIO関連業務助言 情報化前の業務ワークフロー改善や各種リソース最適化 個々人のスキルアップ(人材育成)を意識した人員配置計画策定 一次産業分野におけるオープンデータ・ビッグデータの活用

活動拠点

関東を中心に日本全国で活動

これまでに関与した地域情報化に関するプロジェクト

① 農林水産省「スマート農業」関連調査及び有識者としての委員参画 農林水産省の農業者モニターに対して意識・意向調査を実施。また国内各地の「スマート農業」事例視察を行った。これを「農業分野におけるIT利活用に関する意識・意向調査」「農山漁村におけるIT活用事例」として地域に貢献した成功事例を分析、レポート化。現在の農業データ連携基盤(WAGRI)の礎を作った。 (参照) http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/it/itkanren.html その後農林水産省経営局「農業経営におけるデータ利用に係る調査事業」の委員も務める。 ② 「スマート農業」利活用成功モデルの創造、人材の育成 流通企業の意向に重きを置かれがちな情報の流れについては、新たな情報が生産物に付加されることで価値が向上し、グローバルでのジャパンブランド力が強化されることでさまざまな企業のメリットとし、生産者の収益向上にも貢献する事を提案、推進。また、地域に密着して活動している県の農業普及指導員を蓄積された「ビッグデータ」を見て、その地域にあった独自の観点で分析するスキルを身につけた「アグリデータサイエンティスト」として育成についても推進。作物に新たな価値を付与し、クオリティを包含したブランドを創造し、地域の底上げにつなげる支援を実施している。 ③ 中山間地における地方創生計画立案 県庁及び市町村自治体や地域の課題解決の為の支援を行っている。地元の有機農産物のブランド化、大規模耕作放棄地の有効活用など地域の課題をコンサルティングとICTによって解決する手段を提案し、実行。一次産業分野に限らず俯瞰した目線で地域の課題解決に常に挑んでいる。 2018 年度は岐阜県スマート農業推進検討会の座長として自治体としては国内で初めての「スマート農業推進計画」の策定を主導。 (参照) https://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c_11411/smart- keikaku.html

所属・役職

一般社団法人日本農業情報システム協会 代表理事スマートアグリコンサルタンツ合同会社 代表/C EO 特定非営利活動法人ブロ-ドバンド・アソシエ-ション 事務局次長

略歴

1993年大手IT企業に入社。宅内交換機、宅内電話機の開発に従事、その後事業企画部門へ異動し、医療・動物医療・農業に関するイノベーション創造に深く関与。主に各種センサーによる生育関連データ蓄積及び作業記録アプリ等、「スマート農業」関連ソリューションの開発を主導。その際、自分自身が農業現場の実情を知る必要があると考え、実際に農業法人に飛び込み農業を学んだ。 2012年から2015年まで農林水産省で「スマート農業」推進担当として政府の「スマート農業」関連戦略策定や現場の普及促進に努める。その経験から慶應義塾大学 SFC 研究所の研究員として「スマート農業」関連の研究にも関わり、農林水産省や自治体の「スマート農業」に関する会議にも有識者や座長としても参画している。 2014年、ICT や IoT、AI など「スマート農業」の利活用促進、次世代農業人材の育成を目的とした業界団体、日本農業情報システム協会(略称JAISA)を設立し、代表理事に就任。(2019年一般社団法人化)また、2 018年にはスマートアグリコンサルタンツ合同会社設立、代表/CEO に就任。 受賞歴 2008 年 Interop Tokyo 2008 Best of Show Award グランプリ 2015 年 リンクドオープンデータチャレンジ 2014 アイデア部門 優秀賞農林水産省 優秀職員賞 朝活勉強会【霞が関ばたけ】アワード 2016 年 リンクドオープンデータチャレンジ 2015 LOD 推進賞 2017 年 RESAS アプリコンテスト「ソフトバンク・テクノロジー賞」 2018 年 大地の力コンペ 「未来農業シーズ賞」 2019 年 大地の力コンペ 「未来農業シーズ賞」講演、著書等 講演】 「スマート農業革命」〜農業を情報技術でかっこよく稼げて感動があるものに!〜 【著書】 2017 年 5 月,「スマート農業バイブル~『見える化』で切り拓く経営& 育成改革」,巻頭言を執筆, 産業開発機構 2017 年 10 月,「日本の未来 100 年年表」,農業の未来の章「スマート農業」を執筆, 洋泉社 2018 年 5 月,「スマート農業のすすめ~次世代農業人(スマートファーマー)の心得」,単著, 産業開発機構 2018 年 5 月,「“人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用」第17章 人工知能の農業への活用を執筆, 株式会社技術情報協会 2018 年 10 月,「スマート農業バイブル PartII―『データドリブン』で日本の農業を魅力あるものに」,巻頭言を執筆, 産業開発機構 2018 年 12 月,「人と仕事の未来 2019-2028」アグリカルチャの章を執筆, 日経 BP 総研 ビジョナリー経営ラボ 2019 年 2 月,「スマート農業360」創刊企画、巻頭言を執筆, 産業開発機構

関連URL

https://agri.mynavi.jp/2018_11_05_46497/ https://agrijournal.jp/renewableenergy/39315/ https://www.youtube.com/watch?v=GzeUCMtHU90 https://www.youtube.com/watch?v=d87QVGYbSgw https://www.youtube.com/watch?v=6RmmzkJ_NCc
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