地域情報アドバイザー2020
和田 雅昭(わだ まさあき)

自治体向けメッセージ

水産業を主要産業とする市町村では、一次産業である水産業が加工業や飲食業などの、二次産業や三次産業を支える基盤となっています。水産業は今、経験と勘による操業から、ビッグデータと人工知能による操業に移行する時期を迎えています。ICT 漁業・養殖業は地域産業の活性と地域経済の循環を促進します。

地域情報化の専門分野・技術

ICT 漁業・養殖業による地域情報化を支援します。ICT 漁業・養殖業は 2004 年に北海道で誕生した情報共有型の水産業です。海洋環境と水産資源の見える化により、環境順応と資源管理による持続可能な水産業を実現します。北海道留萌市における iPad を活用したナマコの資源管理は ICT 漁業・養殖業の代表的な成功事例です。今後は人工知能の導入により生産と流通を最適化し、持続可能な水産業を全国に展開します。

活動拠点

北海道を中心に活動中。 これまでに、北海道函館市、北海道留萌市、北海道奥尻町、福井県小浜市、島根県海士町、長崎県島原市の地域情報化に携わってきました。

これまでに関与した地域情報化に関するプロジェクト

1. ICT 技術で拓く島原漁協陸上ジオアワビ養殖業の未来(長崎県島原市)、平成 30 年度、地域 IoT 実装推進事業 2. 奥尻町における ICT 漁業を利活用したリソース・シェアリング実装事業 (北海道奥尻町)、平成 29 年度、地域 IoT 実装推進事業 3. 「鯖、復活」養殖効率化プロジェクト(福井県小浜市)、平成 29 年度、地域 IoT 実装推進事業 4. ICT 活用による「隠岐海士のいわがき春香」高品質養殖マリンクラウド (島根県海士町)、平成 28 年度、ICT まち・ひと・しごと創生推進事業 5. IT 漁業による地方創生、平成 27 年度、地方創生に資する「地域情報化大賞 2015」、大賞/総務大臣賞

所属・役職

公立はこだて未来大学 マリン IT・ラボ 所長

略歴

1993 年 株式会社東和電機製作所 入社 機械化による漁業・養殖業の支援に従事 2004 年 北海道大学大学院水産科学研究科 修了 2005 年 公立はこだて未来大学 着任 情報化による漁業・養殖業の支援に従事 2012 年 公立はこだて未来大学 マリン IT・ラボ 所長

関連URL

ホームページ http://www.fun.ac.jp/~wada/ Facebook https://www.facebook.com/masaaki.wada.3 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=X4rDPZraxPA YouTube https://www.youtube.com/watch?v=993DTy5Zufo
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